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二番三番抵当でも不動産担保ローンを利用する方法

二番三番抵当でも不動産担保ローンを利用する方法
ローン会社の取り扱う不動産担保ローンで二番抵当や三番抵当でも不動産担保ローンを利用することは可能ですが、ローン会社やノンバンク、その他金融機関によっていくつかの融資条件やローン制約があることを理解しておく必要があります。

融資額の制限

担保となる不動産にすでに他のローン会社やノンバンクの抵当権が担保権設定されている場合、最優先の一番抵当権者(第一順位の抵当権者)から優先して債務返済されるため、二番抵当や三番抵当での融資では融資額が制限されることがあります。
これは資金需要者である債務者の毎月の返済が延滞、遅延して滞った場合、二番三番抵当で担保融資しているローン会社の債権回収できる金額が減少するリスクがあるためです。

金利の上昇

ローン会社が二番抵当や三番抵当で不動産担保融資する場合、債務者が返済延滞した際に債権回収等のリスクが高くなるため、貸出金利を高金利に高く設定することが一般的です。
ローン会社やノンバンク、その他金融機関によっては、この債権回収リスクを毎月の返済額に反映させるために金利を高く設定されることがあります。

担保融資審査の厳しさ

二番抵当や三番抵当でローン会社が不動産担保ローンの融資審査する際、不動産担保ローンの審査基準や融資審査が厳しく厳格化される場合もあります。
担保となる不動産の現在の担保価値や借入状況によっては、ローン会社は二番抵当や三番抵当での不動産担保融資を受け入れない場合もあります。

金融機関の選択

すべてのローン会社やノンバンク、その他金融機関が二番抵当や三番抵当での不動産担保ローンを受け入れているわけではないため、一番抵当権設定を残したまま二番三番抵当順位で不動産担保ローンを融資実行してもらえるか、事前にローン会社への確認が必要となります。

結論

二番抵当や三番抵当で不動産担保ローンを融資利用する際には上記の点を考慮し、不動産担保ローン専門のアドバイザーや融資担当者に相談することをお勧めします。

二番三番抵当でも不動産担保ローンを利用する方法に関してのまとめです。

・ローン会社の取り扱う不動産担保ローンで二番抵当や三番抵当でも不動産担保ローンを利用することは可能だが、ローン会社やノンバンク、その他金融機関によっていくつかの融資条件やローン制約があることを理解しておく必要がある。
・担保となる不動産にすでに他のローン会社やノンバンクの抵当権が担保権設定されている場合、最優先の一番抵当権者から優先して債務返済されるため、二番抵当や三番抵当での融資では融資額が制限されることがある。
・ローン会社が二番抵当や三番抵当で不動産担保融資する場合、債務者が返済延滞した際に債権回収等のリスクが高くなるため、貸出金利を高金利に高く設定することが一般的。

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