リバースモーゲージを事業者向け不動産担保ローンで借り換え

2023/3/11 リバースモーゲージローンを親族が借りている、若しくは生前に親が融資利用していた場合で、リバースモーゲージローンを通常の長期返済型不動産担保ローンで借り換えしたいという融資相談を受けますが、資金需要者が法人経営者や個人自営業者、新規事業開業予定者等であればローン会社の事業者向け不動産担保ローンを融資利用してリバースモーゲージローンを借り換えることは可能です。

リバースモーゲージローンの返済方法

リバースモーゲージローンを高齢の父親や母親が息子や娘といった親族に内緒で融資利用していてリバースモーゲージローン利用者が死亡、他界して相続時にリバースモーゲージローン利用が発覚した場合、その親族は現在融資利用しているリバースモーゲージローンを高齢の配偶者が継続して融資利用するか、自己資金で一括返済するか、任意で不動産売却してリバースモーゲージローンを完済するか、相続する親族間で協議して選ぶことが出来ます。

リバースモーゲージの更新条件

リバースモーゲージローンを融資利用していた債務者が亡くなった場合は配偶者である夫か妻がリバースモーゲージローンを継続利用することが出来ますが、ほとんどのリバースモーゲージローン業者は融資を継続するための更新手数料が掛かりますし、融資継続するための更新手数料の支払い期限も限られていて、長期に亘って支払いを待ってくれませんし分割での支払いも受け付けてくれません。

リバースモーゲージローンを借り換え

リバースモーゲージローン利用者が死亡、他界してリバースモーゲージローンを継続利用も不動産売却もせず、相続人である親族がローン会社の不動産担保ローンを融資利用してリバースモーゲージローンを一括返済するケースもあります。
相続人である子供が法人経営者や個人事業主、新規事業開業予定者であればローン会社の事業者向け不動産担保ローンを融資利用して、不動産担保借り換えローンと事業者向けローンを絡めて融資を受けることが可能です。
リバースモーゲージローン利用者の配偶者が不動産を相続した場合で、その配偶者が高齢で無職の年金生活者であっても自身の子供に不動産を担保提供して、子供が経営する会社が主債務者となればローン会社の不動産担保借り換えローンを融資利用出来ます。

リバースモーゲージ利用者にも柔軟対応

リバースモーゲージローンを死亡した親や配偶者が借りていたからといって、高い更新手数料を払ってリバースモーゲージローンを継続利用したり不動産売却して返済資金に充てる必要は無く、自営業者の事業資金と絡めてローン会社の不動産担保借り換えローンを利用出来ますので、リバースモーゲージローン利用で困っている資金需要者の方はお気軽に融資相談してみてください。

気になる事例VOL・333　は奈良県奈良市在住の井上様。59歳の男性で奈良市内で食品加工業を営む個人自営業者の方です。
他界した父親が利用していたリバースモーゲージローンの返済資金と事業資金として20年長期返済型、元利均等返済方式で1000万円の不動産担保融資希望です。

リバースモーゲージを事業者向け不動産担保ローンで借り換えに関してのまとめです。

・リバースモーゲージローンを親族が借りているか生前に親が利用していた場合で、リバースモーゲージローンを通常の不動産担保ローンで借り換えしたいという融資相談を受けるが、資金需要者が法人経営者や個人自営業者、新規事業開業予定者等であればローン会社の事業者向け不動産担保ローンを融資利用してリバースモーゲージローンを借り換えることは可能。
・リバースモーゲージローンを高齢の父や母が親族に内緒で利用していてリバースモーゲージローン利用者が死亡して相続時にローン利用が発覚した場合、親族はリバースモーゲージローンを配偶者が継続利用するか、自己資金で一括返済するか、不動産売却して完済するか、相続する親族間で協議して選ぶことが出来る。
・リバースモーゲージローンを死亡した親が借りていたからといって、高い更新手数料を払ってリバースモーゲージローンを継続利用したり不動産売却して返済資金に充てる必要は無く、自営業者の事業資金と絡めて不動産担保借り換えローンを利用出来るので、リバースモーゲージローン利用で困っている資金需要者は気軽に融資相談すること。