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不動産賃貸業開業で担保ローン利用
2021/5/1 会社を退職した方、専業主婦の方でも担保となる不動産の一部が区分所有で、一部の区分建物を賃貸借して収益物件化しているケースは、毎月の賃料収入をローン会社から不動産担保融資で借り入れた借金のローン返済に充てることが出来ますので、不動産賃貸業の個人事業主としてノンバンクの不動産担保ローン利用が可能となります。賃貸借している区分建物から毎月入金される賃料収入と、ローン会社から借り入れた場合の毎月返済額の収支が合えば、債務者の賃料収入といった安定収入が確保されるためローン会社側はローン返済延滞のリスクが軽減されるため不動産担保ローン融資審査が有利となります。
実際に区分建物を賃貸していなくても、例えば担保不動産が二世帯住宅で玄関も世帯ごとに独立していて二世帯の家族が建物構造上も利用上も完全に独立されていれば、実際に居住している親族から周辺エリアの適正な賃料相場で賃貸借契約を結んで毎年の確定申告もしっかり行えば、不動産賃貸業の個人事業者としてローン会社の不動産担保ローンを融資利用出来ます。
自宅の一部が区分所有されていて現在は空き家状態でも、第三者に賃貸可能なようにリフォームを施して不動産会社経由で賃貸募集を掛ければ、賃貸した際の想定賃料収入を返済原資として考慮してくれるローン会社もあります。
会社を辞めた方でも主婦の方でも所有している不動産の構造、利用形態によってはローン会社の不動産担保ローンを融資利用出来ますので、先ずはお気軽に担保融資相談してみてください。
気になる事例VOL・317 は千葉県柏市在住の立川様。55歳の女性で、不動産賃貸業をスタート予定の専業主婦の方です。
事業運転資金として20年長期返済型、元利均等返済方式で1000万円の不動産担保融資希望です。
不動産担保ローン審査対象物件は土地60坪、建物木造2階建てで平成16年新築です。
二世帯住宅タイプの建物で玄関その他が全て二物件として独立区分化されていて、片方は立川様ご家族が居住用不動産として現在利用中、もう片方は第三者に賃料12万円で賃貸中です。
銀行住宅ローン等の担保権設定はありません。
不動産担保ローン審査対象物件は千葉県柏市柏、JR常磐線柏駅より徒歩で約10分の第一種低層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪40~50万円前後です。
柏駅近辺には高島屋を中心に大小商店が軒を連ねる活気ある住宅地です。
交通アクセスもJR常磐線、東武アーバンラインと複数の路線が利用可能となっています。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数60坪、土地坪単価40万円、総額2400万円と不動産担保査定評価しました。
銀行等の担保権設定も無く、第1抵当順位から1000万円の不動産担保ローンを融資実行しても不動産担保融資掛け目4割強と融資上限金額以内で問題ありません。
柏市の自宅で専業主婦をしている立川様、お父様から相続した自宅兼区分収益物件を利用して不動産賃貸業を主軸とした新規事業を立ち上げるためにA銀行へ融資相談しますが、会社勤務経験も無い専業主婦の立川様へは新規事業資金の融資は難しいと融資審査が否決されます。困った立川様、ローン会社B社へ不動産担保ローン相談します。融資担当者から会社勤め経験は無いが、区分収益物件からの安定収入月12万円を返済収支に組み込み、現実的で実現可能な事業計画書を作成すれば担保融資審査が通る可能性があるとアドバイスされ、正式に不動産担保ローン融資申し込みします。不動産現地調査、必要書類の提出、事業計画書の作成、社内融資稟議可決、事前説明書の交付、金銭消費貸借契約書の締結を経て後日、融資金額1000万円、貸出金利7%、返済年数20年、毎月々7万8000円お支払い、返済総額1861万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
不動産賃貸業開業で担保ローン利用に関してのまとめです。二世帯住宅タイプの建物で玄関その他が全て二物件として独立区分化されていて、片方は立川様ご家族が居住用不動産として現在利用中、もう片方は第三者に賃料12万円で賃貸中です。
銀行住宅ローン等の担保権設定はありません。
不動産担保ローン審査対象物件は千葉県柏市柏、JR常磐線柏駅より徒歩で約10分の第一種低層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪40~50万円前後です。
柏駅近辺には高島屋を中心に大小商店が軒を連ねる活気ある住宅地です。
交通アクセスもJR常磐線、東武アーバンラインと複数の路線が利用可能となっています。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数60坪、土地坪単価40万円、総額2400万円と不動産担保査定評価しました。
銀行等の担保権設定も無く、第1抵当順位から1000万円の不動産担保ローンを融資実行しても不動産担保融資掛け目4割強と融資上限金額以内で問題ありません。
柏市の自宅で専業主婦をしている立川様、お父様から相続した自宅兼区分収益物件を利用して不動産賃貸業を主軸とした新規事業を立ち上げるためにA銀行へ融資相談しますが、会社勤務経験も無い専業主婦の立川様へは新規事業資金の融資は難しいと融資審査が否決されます。困った立川様、ローン会社B社へ不動産担保ローン相談します。融資担当者から会社勤め経験は無いが、区分収益物件からの安定収入月12万円を返済収支に組み込み、現実的で実現可能な事業計画書を作成すれば担保融資審査が通る可能性があるとアドバイスされ、正式に不動産担保ローン融資申し込みします。不動産現地調査、必要書類の提出、事業計画書の作成、社内融資稟議可決、事前説明書の交付、金銭消費貸借契約書の締結を経て後日、融資金額1000万円、貸出金利7%、返済年数20年、毎月々7万8000円お支払い、返済総額1861万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
・会社を辞めた方や専業主婦の方でも担保不動産の一部が区分所有で、一部の区分建物を賃貸借して収益物件化しているケースは、毎月の賃料収入をローン会社から担保融資で借り入れた借金のローン返済に充てることが出来るので不動産賃貸業の個人事業主として不動産担保ローン利用が可能となる。
・区分建物を賃貸していなくても担保不動産が二世帯住宅で玄関も独立していて二世帯家族が建物構造上も利用上も完全に独立されていれば、居住している親族から周辺エリアの適正な賃料相場で賃貸借契約を結んで不動産賃貸業の個人事業者として不動産担保ローン融資利用可能。
・自宅一部が区分所有されていて現在は空き家状態でも、第三者に賃貸可能なようにリフォームして不動産会社経由で賃貸募集を掛ければ、想定賃料収入を返済原資として考慮するローン会社もある。
監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
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