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不動産担保ローン情報ブログ

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リースバックによる返済と債務整理の違い

リースバックによる返済と債務整理の違い
銀行やローン会社の不動産担保ローンにしても銀行、信販系のカードローンにしても借金をすれば必ず返済義務が生じますが、借金を返済する方法は多岐に亘り、最近では自宅を売却しても引っ越すことなくそのまま住み続けていけるリースバックが人気だったり、弁護士や司法書士に依頼して債務整理や任意整理、民事再生といった法的な債務圧縮手続きを利用して債務や借金返済を図る方もいらっしゃいます。

リースバックは債務者が所有して住んでいる自宅を不動産業者や投資家等に売却し、不動産売却後もリース料を支払って引っ越すことなく継続して住み続けていける人気の金融商品ですが、所有不動産を売却して得た売却益によって銀行住宅ローンやローン会社の不動産担保ローン、カードローン複数社、友人や知人への借金返済に充当出来ます。
不動産売却益で借金を返済すれば毎月々の返済義務も無くなり自宅のリース料だけの支払いになるため、ご自身の年収に見合った収支バランスが取れる様になります。

債務整理や任意整理、民事再生手続きは弁護士や司法書士に依頼、若しくは債務者ご自身が矢面に立って銀行やローン会社、信販会社と交渉して債務金額の圧縮や金利支払いの停止、毎月の無理の無い返済額の設定等を行いますが、毎月の返済額は減額されても借金は残るので返済義務は継続し、個人信用情報にも移動情報が登録されるので将来的な銀行やローン会社、カード会社等への新規融資申し込みにも支障をきたす恐れもあります。
債務整理は債務者にとって債務金額も圧縮されて金利支払いもストップ、毎月の返済額も減額されるため一時的には収支バランスは安定しますが、将来的に急な資金の必要性に迫られた際、例えば冠婚葬祭費用や子供の教育資金、会社の事業運転資金等が必要になった場合、債務整理後は個人信用情報の移動情報が足かせとなって銀行やローン会社等の新規融資審査が通りづらくなっているため、結果的には債務者の人生設計のマイナス要因になる可能性があります。

リースバックにしても債務整理にしても債務者にとってメリット、デメリットは必ずありますので慎重な検討を重ねてご自身に見合ったプラン選択をお勧めしますが、担保不動産に担保余力があるのならローン会社の不動産担保ローンを検討してみてはいかがでしょうか。
不動産担保ローンを融資利用すればリースバックと同じく引っ越しをする必要も無く、大切な資産である自宅を手放す必要もありません。
不動産担保ローンを融資利用すれば個人信用情報に債務状況は登録されますが、移動情報は返済延滞しない限り登録されることはありません。
大切な自宅を手放すこともなく、カードローン返済で膨れ上がった毎月々の返済額も不動産担保おまとめローンを融資利用すれば健全に債務圧縮することが可能です。
リースバックや債務整理を検討している資金需要者の方は、ローン会社の不動産担保ローンをぜひご検討ください。

気になる事例VOL・283 は福岡県北九州市在住の八尋様。50歳の男性で、フリーのカメラマンをしている個人自営業者の方です。
カードローンのおまとめ資金、事業運転資金として20年長期返済型、元利均等返済方式で1000万円の不動産担保融資希望です。

不動産担保ローン審査対象物件は土地70坪、建物木造2階建てで平成2年新築です。
八尋様ご家族が居住用不動産として、一部は個人事務所として現在利用中です。
地方銀行A銀行の抵当権が1000万円設定されていて残債務は200万円あります。
返済延滞や税金未納はありません。


不動産担保ローン審査対象物件は福岡県北九州市八幡西区黒崎、鹿児島本線黒崎駅より徒歩で約5分の第1種中高層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪25~30万円前後です。
黒崎駅近辺は八幡西区役所が隣接しており、その他ホテルや大小商店が軒を連ねる買い物等に便利な住宅地です。
交通アクセスも鹿児島本線、筑豊電鉄と複数路線が利用可能で不便は感じません。
担保査定としては普通の住宅地です。
よって土地坪数70坪、土地坪単価25万円、総額1750万円と不動産担保査定評価しました。
A銀行の融資金残債務200万円を一括返済して第1抵当順位から1000万円の不動産担保ローンを融資実行しても、不動産担保融資掛け目6割弱と融資上限金額以内で問題ありません。


北九州市内でフリーのカメラマンとして働く八尋様は複数社のカード会社からキャッシングしていて、その金額が700万円を超え月々の返済額も20万円に膨らみました。銀行の住宅ローン返済と合算すると到底支払いきれないと判断した八尋様は、自宅を売却しても済み続けられると評判のリースバックを検討します。不動産会社の営業からリースバックのメリットやデメリットを説明されますが、自宅を売却することに踏ん切りがつかずローン会社の不動産担保ローン相談を受けます。融資担当者から銀行ローンとカードローン全てのおまとめローンを提案され、月々の返済額も7万円台に抑えられると返済シミュレーションされたので正式に融資申し込みします。不動産現地調査、必要書類の提出、社内融資稟議可決、金銭消費貸借契約書の締結を経て後日、融資金額1000万円、貸出金利6%、返済年数20年、毎月々7万1000円お支払い、返済総額1720万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
リースバックによる返済と債務整理の違いに関してのまとめです。

・銀行、ローン会社の不動産担保ローンにしても信販系カードローンにしても借金をすれば必ず返済義務が生じるが、借金返済の方法は多岐に亘り、自宅を売却しても引っ越すことなくそのまま住み続けていけるリースバックが人気だったり、弁護士等に依頼して債務整理や任意整理といった法的な手続きを利用して債務返済する方もいる。
・リースバックは債務者が所有する自宅を不動産業者に売却し、売却後もリース料を支払って引っ越すことなく継続して住み続けていける人気の金融商品だが、所有不動産を売却して得た売却益によって住宅ローンや不動産担保ローン、カードローン、友人や知人への借金返済に充当出来る。
・不動産担保ローンを融資利用すればリースバックと同じく引っ越しする必要も無く大切な資産である自宅を手放す必要もないし、担保ローン融資利用すれば個人信用情報に債務状況は登録されるが、移動情報は返済延滞しない限り登録されることはない。


監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉

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