地方アパート購入に審査が通りやすい融資条件

自宅不動産を担保にして地方の収益不動産を購入しようとする場合、その購入を予定しているアパート等の収益不動産の収益性や評価額によって融資条件が変わることがあります。
購入予定の収益不動産が遠方の地方物件で、全国対応しているノンバンクの不動産担保ローンでも融資対象エリア外だったとしても、資金需要者の自宅不動産が融資対象エリア内であれば自宅不動産を担保として新規収益不動産購入資金の調達が可能です。
融資対象エリア外の収益不動産は共同担保として登記設定は出来ませんが、その収益不動産を購入することによって得られる賃料の範囲内でノンバンクの担保ローン返済が捻出できたり、収益不動産の評価額が融資金額を上回っていれば融資審査は通りやすいですし、融資条件も低金利になることもあります。
地方の収益不動産であろうと、その収益不動産を購入することによって得られる賃料で資金需要者の年収が上がることもノンバンクの融資審査には有利に働きます。
毎月入ってくる賃料が不動産担保ローンの返済額を上回っていれば、資金需要者が返済不能となりデフォルトすることもありません。
資金需要者からすれば新たな収益不動産購入が可能となり年収もアップしますし、ローン会社側からすれば安定した賃料収入により貸し出した融資金が返済不能となるリスクも軽減できる、借り手と貸し手双方の利点が一致する不動産担保ローンとなります。
地方には利回りの高い収益不動産が数多くあります。利回りの高い地方収益不動産の購入を検討されているお客様は、自宅不動産等の担保融資も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
気になる事例VOL･153　は愛知県名古屋市在住の大原様。63歳の男性で、不動産賃貸業を営む個人自営業の方です。
長崎県長崎市の収益不動産購入資金として10年長期返済型、元利均等返済プランとして800万円の不動産担保融資希望です。