名古屋市の不動産担保事情

オリンピック景気に沸く日本経済市況ですが、不動産価格の上昇も東京、大阪、名古屋を中心に活況です。
不動産市況では先ず東京の不動産価格から上昇し始めて、追って大阪の不動産市況、名古屋の不動産市況に影響していきますが、不動産価格が上昇すればノンバンクの不動産担保査定評価額も比例して上昇しますので担保ローン審査にも好影響を及ぼします。
その中でも愛知県名古屋市は、安定的な不動産担保査定評価が出る地域としてノンバンクに認識されています。名古屋市の中でも、特に不動産価格評価が高いのが名古屋市中区です。東京であれば銀座や六本木、新宿等々、大阪であれば梅田やなんば、心斎橋等、繁華街が多極化しますが、名古屋は中区の栄に一極集中します。
栄の不動産担保査定評価額は土地坪単価が平均して坪150～190万円前後ですが、場所によっては土地坪単価が200万円を超えるエリアもあります。名古屋市のその他の中村区や北区、天白区といった区域は多少の誤差はあっても不動産担保査定評価価格にあまり大差はありません。それでも安定した不動産担保評価が得られるため、東京のノンバンクも名古屋市内の不動産担保であれば積極的に融資実行を行っています。
名古屋市以外の愛知県内でいえば、豊田市の不動産担保査定評価額も安定しており、土地坪単価は平均して坪50～60万円前後で不動産売買取引されています。名古屋市以外の豊田市や春日井市といった不動産も担保として扱うノンバンクも存在しますので、地元の高金利な不動産担保ローン業者を利用しているお客様は低金利な不動産担保ローン借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
ただし遠方物件の扱いは変わらず、顧客管理やコスト面から最低融資金額を1000万円からと規定しているノンバンクもありますので注意しましょう。
気になる事例VOL･146　は愛知県名古屋市北区在住の小宮山様。46歳の男性で、名古屋市内の大手百貨店内で飲食店を営む法人経営者の方です。
新店舗設立費用として20年長期返済型、元利均等返済プランで1500万円の不動産担保融資希望です。