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返済期間リスケ中の不動産担保ローン
2014/6/21銀行や大手金融機関、その他ノンバンクから各種ローンを利用しているお客様は、各々で契約した金銭消費貸借契約書の約定通りに毎月返済する義務を負います。
しかし様々な理由で資金借り入れした当初の返済計画が難しくなり、毎月の返済が延滞が生じるような場合は融資先金融機関に依頼して返済額の減額、もしくは元金の返済をストップして利息のみの返済にしてもらうことが出来ます。
このような返済期間の見直しのことを返済リスケジュール(リスケ)といいます。
しかし当初の返済期間通りの返済計画を履行出来なかった債務者と与信判断されますので、リスケ後は資金の追加融資はほぼ不可能です。
ノンバンクの不動産担保ローンは、返済期間リスケ中の不動産担保ローンの債務が残っていてもリスケ後の返済計画表や融資残高証明書、事業計画書等のエビデンスがあれば融資審査は可能です。
本日は第1抵当権設定銀行に追加融資を申し込むも、返済期間のリスケを理由に融資否決されたため、ノンバンク利用による第2抵当順位での不動産担保ローンを希望されるお客様の事例をご紹介します。
気になる事例VOL・85 は奈良県奈良市在住の遠藤様。60歳の男性で、奈良市内で食品加工業を営む法人経営者の方です。
第2抵当順位の10年元利均等返済方式で、300万円の法人向け不動産担保融資希望です。
担保物件:奈良県奈良市大宮町の一戸建て住宅
登記簿権利(甲区):遠藤様権利
登記簿権利(乙区):抵当権設定あり 地方銀行N銀行 債権額1000万円 残債務800万円 現在リスケ中で毎月1万円のみお支払い
利用形態:居住用住宅
土地70坪 木造2階建て昭和45年新築
遠藤様ご家族4人が居住
担保査定:不動産担保ローン審査対象物件は関西本線奈良駅より徒歩で約10分の商業地域に位置する。奈良駅近辺には奈良県庁をはじめ、各種複合施設が隣接する利便性の高い地域である。自然公園や有名文化財等も多く、生活環境も良好である。
奈良駅徒歩10分圏内の不動産土地取引平均坪相場は平均40~45万円で取引されている。
不動産担保ローン審査対象物件は奈良駅から徒歩10分以内、建ぺい率、容積率の優遇された商業地域内に位置するため土地需要も非常に高い。通常土地取引相場での不動産売買が可能と担保査定されました。
よって土地坪数70坪、土地坪単価40万円、総額2800万円と不動産担保査定評価しました。
リスケ中の地方銀行N銀行の融資残債務800万円と想定遅延損害金を差し引き、第2抵当順位で300万円の不動産担保融資を実行しても不動産担保融資掛け目4,7割と融資限度額以内です。
遠藤様には不動産担保ローン融資実行に必要な書類として決算書3期分、各種納税証明書、地方銀行N銀行の融資残高証明書、リスケ後の新たな返済計画表等をご用意いただきまして後日、融資金額300万円、貸出金利9%、返済年数10年、毎月々3万8000円お支払い、返済総額456万円という内容の法人向け不動産担保ローンが融資実行となりました。
返済期間リスケ中の不動産担保ローンに関してのまとめです。登記簿権利(甲区):遠藤様権利
登記簿権利(乙区):抵当権設定あり 地方銀行N銀行 債権額1000万円 残債務800万円 現在リスケ中で毎月1万円のみお支払い
利用形態:居住用住宅
土地70坪 木造2階建て昭和45年新築
遠藤様ご家族4人が居住
担保査定:不動産担保ローン審査対象物件は関西本線奈良駅より徒歩で約10分の商業地域に位置する。奈良駅近辺には奈良県庁をはじめ、各種複合施設が隣接する利便性の高い地域である。自然公園や有名文化財等も多く、生活環境も良好である。
奈良駅徒歩10分圏内の不動産土地取引平均坪相場は平均40~45万円で取引されている。
不動産担保ローン審査対象物件は奈良駅から徒歩10分以内、建ぺい率、容積率の優遇された商業地域内に位置するため土地需要も非常に高い。通常土地取引相場での不動産売買が可能と担保査定されました。
よって土地坪数70坪、土地坪単価40万円、総額2800万円と不動産担保査定評価しました。
リスケ中の地方銀行N銀行の融資残債務800万円と想定遅延損害金を差し引き、第2抵当順位で300万円の不動産担保融資を実行しても不動産担保融資掛け目4,7割と融資限度額以内です。
遠藤様には不動産担保ローン融資実行に必要な書類として決算書3期分、各種納税証明書、地方銀行N銀行の融資残高証明書、リスケ後の新たな返済計画表等をご用意いただきまして後日、融資金額300万円、貸出金利9%、返済年数10年、毎月々3万8000円お支払い、返済総額456万円という内容の法人向け不動産担保ローンが融資実行となりました。
・銀行や大手金融機関、その他ノンバンクから各種ローンを利用しているお客様は、各々で契約した金銭消費貸借契約書の約定通りに毎月返済する義務を負う。
・資金借り入れした当初の返済計画が難しくなり、毎月返済に延滞が生じるような場合は融資先金融機関に依頼して返済額の減額、もしくは元金の返済をストップして利息のみの返済にしてもらうことが可能。
・返済期間の見直しのことを返済リスケジュール(リスケ)というが、与信審査に影響してリスケ後は追加融資はほぼ不可能となる。
監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
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不動産担保ローンの色々なケースを事例を元にブログ形式でご紹介。
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