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不動産担保ローン情報ブログ
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携帯、スマホの返済延滞も個人信用情報に影響
2017/5/6 銀行やローン会社の取り扱う不動産担保ローンにしても信販会社や消費者金融が取り扱うカード利用のショッピングローンやキャッシングローンにしても毎月の決まった返済額を延滞すれば、債務者自身の個人信用情報に延滞履歴や移動情報が記載されますが、個人信用情報に影響する金融商品は多岐に亘り、例えば携帯電話やスマホの通話料が延滞した場合でも個人信用情報に延滞履歴は記載されます。個人の信用情報を取り扱う情報機関は全国銀行信用情報センター、CIC、日本信用情報機構(JICC)と大きく分けて三つの情報機関から組織されています。
貸金業者が融資審査上どの情報機関を利用するかは各金融機関の審査基準によって異なりますが、一般的には銀行や地方銀行、信用金庫や信用組合は全国銀行信用情報センター、信販会社はCIC、消費者金融系はJICCの情報機関を利用するとされています。
ローン会社の取り扱う不動産担保ローンも融資審査は当然あり、いくら担保不動産に担保余力があっても資金需要者の個人信用情報に悪質と判断される延滞情報や移動情報が記載されていると、担保余力のある不動産担保ローンの融資審査であっても個人信用情報が影響して担保融資否決されるケースもあります。
資金需要者に意外と知られていない事実として、携帯電話やスマホの通話料を延滞している場合も個人信用情報の延滞履歴として記載されるということです。
最近の携帯電話本体やスマートフォンはかなり高価格化していて、携帯電話やスマホ本体の価格を毎月の通話料と合算して分割で支払うという返済方式を採用しているため、通話料の延滞は携帯電話本体の分割返済の延滞と見なされるので個人信用情報にも影響を及ぼします。
5年以上の長期間に亘り返済延滞していて貸金業者側からも一切の返済請求が途絶えた状態で、債務者側の権利で時効を迎えている場合であったとしても、債務者側が何の手段も講じなければ個人信用情報の延滞履歴は勝手には消滅しません。
個人信用情報の延滞履歴を消滅させるには債権者側と連絡を取って、時効が成立している事実や双方が納得できる和解案を話し合い延滞履歴抹消の交渉をしましょう。
担保となる不動産に担保余力があっても、個人信用情報に悪質な延滞履歴や移動情報があれば不動産担保融資審査は通りづらくなりますので、過去に借金の長期返済延滞のある方や携帯電話やスマホの通話料が延滞中のままの方等は、ご自身の個人信用情報を開示請求して延滞履歴や移動情報が記載されていないかしっかりチェックしてみましょう。
気になる事例VOL・232 は東京都小平市在住の沼沢様。49歳の男性で、小平市内で建設業を営む個人自営業者の方です。
事業運転資金、設備投資資金として10年長期返済型、元利均等返済方式で400万円の不動産担保融資希望です。
不動産担保ローン審査対象物件は土地50坪、建物木造3階建てで平成15年新築です。
沼沢様ご家族が居住用不動産として現在利用中です。
銀行住宅ローンが第1抵当権として3000万円設定されていて、融資金残債務は1300万円あります。
返済延滞や税金未納はありません。
不動産担保ローン審査対象物件は東京都小平市小川町、西武拝島線東大和駅から徒歩で約5分の第2種中高層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪60~70万円前後です。
東大和駅近辺は中規模な商業施設や商店街があり、生活環境は良好な住宅地です。
交通アクセスも西武線や多摩モノレール利用で、立川駅や国分寺駅まで30分以内と利便性は高いです。
担保査定としては中級程度の住宅地です。
よって土地坪数50坪、土地坪単価60万円、総額3000万円と不動産担保査定評価しました。
第1抵当権者のA銀行の融資金残債務が1300万円ありますが、2年分の想定遅延損害金を上乗せして第2抵当順位から400万円の不動産担保ローンを融資実行しても、不動産担保融資掛け目7割弱と融資上限金額以内で問題ありません。
小平市内で建設業を営む沼沢様は事業運転資金調達のため第2抵当順位からでも融資対応可能な銀行系ノンバンクA社へ不動産担保ローンを申し込みますが、個人信用情報に家族3人分の携帯電話通話料延滞履歴が記載されていたため、銀行系ノンバンクA社から延滞履歴を理由に担保融資審査を否決されます。困った沼沢様はローン会社B社へ改めて不動産担保融資相談します。融資相談時にスマホ料金延滞の履歴が個人信用情報に記載されていることを予め融資担当者へ告げます。融資担当者から不動産担保融資実行時にスマホ料金の延滞分支払いを条件にすれば担保融資審査は通すことが可能とい言われたため、正式に不動産担保ローンを申し込みます。不動産現地調査、担保融資必要書類の提出、事業計画書の作成、先順位銀行の融資残高証明書の発行手配、社内融資稟議可決、金銭消費貸借契約を経て後日、融資金額400万円、貸出金利9%、返済年数10年、毎月々5万1000円お支払い、返済総額608万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
携帯、スマホの返済延滞も個人信用情報に影響に関してのまとめです。沼沢様ご家族が居住用不動産として現在利用中です。
銀行住宅ローンが第1抵当権として3000万円設定されていて、融資金残債務は1300万円あります。
返済延滞や税金未納はありません。
不動産担保ローン審査対象物件は東京都小平市小川町、西武拝島線東大和駅から徒歩で約5分の第2種中高層住居専用地域に位置し、近隣の不動産売買取引相場は平均して坪60~70万円前後です。
東大和駅近辺は中規模な商業施設や商店街があり、生活環境は良好な住宅地です。
交通アクセスも西武線や多摩モノレール利用で、立川駅や国分寺駅まで30分以内と利便性は高いです。
担保査定としては中級程度の住宅地です。
よって土地坪数50坪、土地坪単価60万円、総額3000万円と不動産担保査定評価しました。
第1抵当権者のA銀行の融資金残債務が1300万円ありますが、2年分の想定遅延損害金を上乗せして第2抵当順位から400万円の不動産担保ローンを融資実行しても、不動産担保融資掛け目7割弱と融資上限金額以内で問題ありません。
小平市内で建設業を営む沼沢様は事業運転資金調達のため第2抵当順位からでも融資対応可能な銀行系ノンバンクA社へ不動産担保ローンを申し込みますが、個人信用情報に家族3人分の携帯電話通話料延滞履歴が記載されていたため、銀行系ノンバンクA社から延滞履歴を理由に担保融資審査を否決されます。困った沼沢様はローン会社B社へ改めて不動産担保融資相談します。融資相談時にスマホ料金延滞の履歴が個人信用情報に記載されていることを予め融資担当者へ告げます。融資担当者から不動産担保融資実行時にスマホ料金の延滞分支払いを条件にすれば担保融資審査は通すことが可能とい言われたため、正式に不動産担保ローンを申し込みます。不動産現地調査、担保融資必要書類の提出、事業計画書の作成、先順位銀行の融資残高証明書の発行手配、社内融資稟議可決、金銭消費貸借契約を経て後日、融資金額400万円、貸出金利9%、返済年数10年、毎月々5万1000円お支払い、返済総額608万円という内容の不動産担保ローンが融資実行となりました。
・銀行やローン会社の不動産担保ローンにしろ信販会社や消費者金融のショッピング、キャッシングローンにしろ毎月の返済額を延滞すれば、債務者の個人信用情報に延滞履歴が記載されるが、例えば携帯電話やスマホの通話料が延滞した場合でも個人信用情報に延滞履歴は記載される。
・携帯電話やスマホの通話料延滞のケースも個人信用情報の延滞履歴として記載されるが、最近の携帯電話本体は高価格化していて、スマホ本体の価格を毎月の通話料と合算、分割で支払うという返済方式なため、通話料延滞は携帯電話本体の分割返済の延滞と見なされ個人信用情報にも影響される。
・5年以上の長期返済延滞していて貸金業者からも返済請求が途絶えた状態で、債務者の時効が成立している場合でも、債務者が何の手段も講じなければ延滞履歴は消滅しないので、延滞履歴を消滅させるには債権者と連絡を取って、時効が成立している事実や和解案を話し合い延滞履歴抹消の交渉をすること。
監修
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
株式会社ABCサニー代表取締役
貸金業務取扱主任者
秋山容吉
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